コピーライトの書き方

Copyright©2003-2007,2008,2010 nishi-shinjuku.net. All rights reserved.

などと書かれているのをよく見かけます。
万国著作権条約では、方式主義(著作権を主張しないと著作権が発生しない)を採用しています。
そのため、万国著作権条約に加盟した国において著作権を主張するためには、著作権表記が必要になります。
ただし、日本の国内法およびベルヌ条約では無方式主義(何もしなくても著作権は発生する)を採用しています。

コピーライト

最初の「Copyright」は、著作権を意味します。
次の「©」は、コピーライトマークです。こちらも著作権を意味します。
最後の「All Rights Reserved.」は、全ての権利を留保しますという意味です。

コピーライトマーク

コピーライトマークは「©」と「(C)」と「(c)」と色々な表記を見かけます。
万国著作権条約に基づく著作権表示に必要な表示の1つで、「©」のみが有効です。

「2003-2007,2008,2010」は、2003年に初めて公開されて、最新の更新は2007年、次の更新が2008年、その次が2010年ということになります。
年は、国外での著作権保護のためという目的上、西暦で表記します。
年と年の間の文字は、何を使われても構いません。
最初の発行の年は、万国著作権条約に基づく著作権表示に必要な表示の1つで、必ず表示が必要です。
つまり、更新履歴は、省略しても構いません。

例)
2003-2007,2008,2010
2003,2007,2008,2010
2003-2010
2003

著作権者

「nishi-shinjuku.net.」は、作者または企業名などです。
著作権者の氏名は、万国著作権条約に基づく著作権表示に必要な表示の1つで、必ず表示が必要です。
国外での著作権保護のためという目的上、ラテン文字を使うのが普通であるが、日本語表記でも構わない。

書き方の例

語と語の間には、読み易さを意識して、半角スペースを入れても構いません。

例)
Copyright © 2003-2007,2008,2010 nishi-shinjuku.net. All rights reserved.
Copyright © 2003-2007,2008,2010 西 智子. All rights reserved.

また、短く表記する事も可能です。

例)
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Copyright © 2010 nishi-shinjuku.net.
©2003-2007,2008,2010 nishi-shinjuku.net.
2003 © nishi-shinjuku.net.

    ここがポイント!

    万国著作権条約に基づく著作権表示には、次の3つの表示が必要である。

  • ©の記号 (symbol ©)
  • 著作権者の氏名 (name of the copyright proprietor)
  • 最初の発行の年 (the year of first publication)
  • 順序は定められておらず、この順序でなくても良い。
    慣習的に「©」を最初に書くことが多い。
    使用する文字や紀年法も特に定められていない。

2012/01/18 17:51