検索ワードを入力している最中に、検索結果が表示されるというGoogle Instant(インスタント)が、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシアで開始されました。
対応ブラウザは、Chrome v5/6、Firefox v3、Safari v5 for Mac、Internet Explorer v8。
その他の言語への対応やモバイル対応は、これからだそうです。
人間がキーを打つ時間は300ミリ秒なのに対し、人間の目は30ミリ秒(わずか10分の1)でページ上を移動するという調査結果に基づいて、探している情報により早くたどり着けるよう利用者の 利便性向上のための機能だそうです。
従来の検索は、検索ワードを入力してリターンキーを押した後に表示されるものでしたが、Google Instantでは、検索ワード入力中に検索結果を推測して表示するとのこと。
検索ワード入力中に表示される検索結果予測リストを見て、自分が探している情報がなさそうだなぁと思ったら、その時点ですぐに検索ワードの入力を変更できるのだそうです。
Googleがあげているメリット
Google Instantのメリットは、以下の3点です。
検索のスピードアップ
入力中に検索結果予測を表示することで、従来検索に要した時間より2~5秒短縮できる。
入力オートコンプリート機能
検索ワード入力中に、検索窓に入力予測文字がグレーで表示されるので、検索ワードを全て入力しなくても探している情報にたどりつくことができる。
すばやい結果表示
従前、検索ワードを入力し、リターンキーを押してから検索結果が表示されていたが、Google Instantなら、検索ワード入力中に結果が表示される。
Google Instant 利用設定について
ユーザの好みで、Google Instantの設定をオフにすることも可能で、セーフサーチ機能を設定すれば表示する検索結果をフィルタリングすることもできる、つまり、見たくない検索結果を自動表示させないこともできます。検索ワード入力オートコンプリートは、猥褻な言葉、暴力的な言葉、誹謗中傷に関する言葉の排除もしているそうです。
Google Instantは検索結果表示順位には影響しないと発表されています。
日本語版にはいつ導入されるのでしょうね。
ガジェット好きの私にはとても楽しみです。
出典: Google Instantの説明(Google英語サイト)
2010/09/11