メールのトラブルには、様々なケースがあります。
よって、原因がどこにあるか特定しなければなりません。
次のように順を追って整理して行くとスムーズに問題解決できます。
情報の取得と整理
トラブルの内容(具体的に)
受信できない
送信できない
受信が遅れる
送信が遅れる
問題を最初に発見した人
送信者(=問題のメールサーバを利用している人)
受信者(=問題のメールサーバから受信している人)
エラーメッセージ
mailer daemonからエラーメッセージがあれば控える
メールソフトからのエラーメッセージ(ダイアログボックス)があれば控える
メールヘッダー情報
メール遅延の場合、遅延したメールのヘッダー情報を控える
メール不通の場合には、問題が発生する前に送受信したメールのヘッダー情報を控える
トラブル発生時期
いつから発生しているか?
トラブル発生頻度
継続的にトラブルが発生しているか?
時たま発生する問題か?
トラブル発生の状況
送信先/受信元が限定されているか?
全ての送信先/受信元で発生しているトラブルか?
時間帯が限定されているか?
その他
メーラーの情報などできるだけ多くの情報を控える
情報取得後の確認
契約中のサーバ会社の障害・メンテナンス情報を確認する。
上記で入手した情報を踏まえて、トラブルの原因の可能性があるエリアの推測を立ててください。
(時として自分の思い込みが問題解決の邪魔になる場合がありますので、先入観念を捨てて推測するよう心がけてださい。)
障害・メンテナンス情報を見ても問題の解決に繋がらない場合には、契約中サーバ会社のサポートに架電連絡して問合せてください。
その他サーバ会社の指示に従って、追加情報などを提出してください。
出来るだけ早く問題を解消するためには、できるだけ正確な情報を収集する事をお勧めします。情報が不正確だったり不十分だったりすると、問題のすみ分けが適切に実行出来ず、解決まで不必要に長い時間が掛かってしまいます。あわてずに、客観的に情報をまとめましょう。
2010/10/19