インターネット広告について

誰もがいつでもどこからでも閲覧することができるホームページの広告効果については今やだれも否定する人はいないでしょう。

インターネットという通信手段が広く普及使い勝手や持ち運びに優れたスマートフォンやタブレットなど便利なインターネット接続端末を多くの人々が持っている今日レストランを探すのも旅行のチケット手配をするのもお得なクーポンを使うのも私たちはいろんな場面でインターネット通信を利用しています。

インターネットは私たちの生活に深く浸透し無くてはならない存在になっているのです。

ホームページをビジネス展開に活用するためにはインターネットの特性と人々がどのようにネットを利用しているのか自社がリーチすべきターゲット消費者に対してどのようなメッセージをどのような手法で伝達するのかを慎重に検討しなければなりません。この部分の検討をおろそかにすると高い広告効果は期待できません。

「インターネット広告」という言葉の定義は狭義には検索結果画面のスポンサー広告枠に表示されるリスティング広告やPPC広告のことを示しますが私たちが考えなければならない全てのポイントを踏まえるとこの言葉はもっと広義の意味合いを持っていることがわかるはずです。

この観点から「西智子のホームページのアクセスアップ講座」ではインターネット広告は下記の要素で構成されるものと定義します。

  • 自社のホームページ
  • SEO
  • ディレクトリ登録
  • リスティング広告
  • ソーシャルメディア
  • 外部ブログ

インターネット広告におけるコミュニケーション戦略

ターゲット消費者に対して何をどう伝えるかを考えることがコミュニケーション戦略の基礎です。ホームページを主軸とするインターネット広告で「何を伝えるか」は「誰に伝えるか」によってその内容を精査することが大切です。

「誰に」すなわちあなたのターゲット消費者となる人々のライフスタイルを意識してあなたの商品の魅力を伝わり易くまとめましょう。

インターネット広告においてはこのコミュニケーション戦略に基づいたコンテンツライティングとキーワード選定メタタグ調整が重要にです。検索エンジンのベースは極めてロジカルにあなたのサイトを分析し検索者にとって関連性が高いと判断する順序で検索結果を表示します。

コミュニケーション戦略無し、思いつきで(というか行き当たりばったりで)作られたホームページはサイト全体の統一感が無いばかりかページごとに強調度合いが異なるなど利用者の視点からは「ありがたくない」サイトになりがちです。利用者便益の低いサイトを検索エンジンが高く評価するはずはありません。

またコミュニケーション戦略を作るのはホームページ制作会社でもWebデザイナーでもないことを正しく理解してください。「何を」「誰に」伝えるか。あなたのターゲット消費者とあなたの商品を一番よく知っているはずのあなたご自身つまり経営者・サイトオーナーがコミュニケーション戦略の最終決定者でなければならないのです。

インターネット広告におけるメディア戦略

伝えたいメッセージを伝えたい人に「効果的に伝える経路」を考えることがメディア戦略立案です。

コンベンショナル・アドバタイジングにおいてはテレビラジオ新聞雑誌という所謂4大媒体に加え屋外看板交通広告劇場広告POPなど消費者の目に触れる全てを広告媒体の選択肢として考慮します。仮に専業主婦をターゲットにしている商品(食器用洗剤など)であるなら昼間の時間帯のテレビ広告読者層に主婦が多い雑誌店頭周りのPOPなどを活用するのが順当です。深夜帯のテレビ広告は専業主婦にリーチする可能性が低いという推測はそれほど難しくは無いと思います。

インターネット広告におけるメディア戦略はコンベンショナル・アドより若干複雑になります。メディア戦略の基礎は伝えたい相手に「効果的にメッセージ伝達する経路を考えること」なのでターゲット消費者のデジタル行動を理解しなければならないからです。

インターネット広告で通常広告の「媒体」に相当するのは検索結果表示画面(オーガニック検索スポンサー広告枠)ブログSNS(TwitterFacebookGoogle+YouTube その他)など。この他主に使っているインターネット接続端末は何かについても検討対象に含めておくべきです。

インターネット広告におけるプロモーション戦略

プロモーション戦略はインターネット広告においても重要な役割を果たします。またインターネットであるがゆえに対象者の絞り込みなど具体的に数値化できる項目もありますのでこれらは是非とも有効活用していたきたいと思います。

プロモーション戦略はターゲット消費者に対して購買促進を図るため商品やサービスへの接触機会を増やすことや社名・ブランド名などの認知度を高めることが主たる目的です。通常の広告展開にプラスアルファで消費者を刺激するのが本来のプロモーションの目的であることを正しく理解しましょう。

シーズナル・キャンペーンが単体の活動として展開されるのでなく経常的な広告活動をベースにしたプロモーション戦略を賢く立案・実施することが消費者のブランドロイヤリティを高めることに繋がりますので近視眼的な販促企画にならないように十分に注意するべきです。

プロモーション戦略を考えるにあたってはそのブランドの成長度合いも視野に入れなければならない要素です。消費者が社名やブランド名を既に認知している場合と新規ブランド立ち上げの場合ではそれぞれ異なるプロモーション戦略が必要です。

大手企業の広告を請け負っているプリント媒体制作会社Web制作会社はブランド認知度がある程度確立した状態を前提としてプロモーション戦略を企画する傾向が強い傾向にあるようです。新規ブランド立ち上げ時や中小企業または個人事業主が新たにブランド構築するようなケースではそもそもの前提条件が異なっていることを慎重に考慮してください。

新規ブランド構築にあたっては一般的な制作会社が通常は考えつかないような「アイディアの連結」ができるかどうかが成否のカギを握ります。従来のやり方に囚われない自由な発想で異種の要素を連結できるか?制作会社を決める際には過去の実績だけでなく発想が柔軟で実現可能な具体的なアイディアが出せるか否かも判断基準にするのが良いです。

    広告展開のコツ

    一般的に「広告」はその目的を達成するために消費者の購入を促すためのコミュニケーション戦略に基づいて広告原稿を作成しより効果的に消費者に到達するためのメディア戦略を踏まえて出稿を実施します。また市場での露出アップのために販促プロモーションを展開します。インターネットを使った広告展開においてもコミュニケーション戦略メディア戦略プロモーション戦略を立てなければなりません。

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