titleタグについて

タイトルタグ(title tag)とはドキュメントのタイトルを定義するタグです。
タイトルは一般的にブラウザのウィンドウのタイトルバーに表示されます。また「お気に入り」や「ブックマーク」に登録されるとこのタイトルがデフォルトの名前として使われます。SEOの面ではタイトルタグは最重要項目ですのでドキュメントの内容を的確に表現しサイト内の位置づけも分かるようなタイトルにすることが重要です。

titleタグの表示される場所

それでは各ページにタイトルタグ(title tag)を入れましょう。
でもその前に…ホームページのどこにtitleタグが表示されるかを確認しておきましょうね!
ブラウザの一番上を見てください。下図赤枠で囲った部分です。
私のホームページでは「西智子のホームページのアクセスアップ講座」としました。
titleタグに入れた文字がそのページのタイトル(表題)として一番上に表示されます。

titleタグの入力

ではファイルにtitleタグを入力していきましょう!
titleタグは必ずheadタグの間~に入力します。
これはhtmlのルールなので覚えましょう。
headというのは「頭」「冒頭」の意味です。headタグで囲むということは「ここからここまでがhtmlドキュメントの冒頭部分ですよ」とマークアップするわけです。
ここでは「西智子のホームページのアクセスアップ講座」と入力します(後で変更できます)。

<html>
<head>
<meta charset="utf-8" />
<title>西智子のホームページのアクセスアップ講座</title>
</head>
<body>
</body>
</html>

すでにお気づきのこととは思いますがタグは始まりと終わりがあります。
「/」がある方が終わりです。終わりのタグ(「閉じタグ」ともいいます)を書き忘れるケースが結構あります。
始めたタグはかならず閉じる!簡単なことですが忘れずに!

titleタグの確認

きちんと入力できたかブラウザで確認してみましょう。
まずはファイルを保存します。
[ファイル]→[上書き保存]の順にクリックしてください。
ファイルを保存したらブラウザで開きます。
保存したフォルダをダブルクリック→開きたいファイル「index.html」を右クリック→「プログラムから開く」→「Internet Explorer」をクリックします。


タイトル部分に「西智子のホームページのアクセスアップ講座」と表示されています。
ページの内容が未入力なので真っ白の画面が表示されます。

SEOにおけるtitleタグ

SEOについては「SEO・SEM講座」で詳しく書きますが実はtitleタグは基本にしてかつもっとも重要な要素なのです!
GoogleやYahoo!で検索したときに青の太字で表示される文字列はtitleタグに入力されているものです。
ユーザーが入力したキーワードとtitleタグの文字列が一致すると検索結果として表示されます。
キーワードにもよりますが競合の少ないキーワードではtitleタグだけでSEOの半分は終わりと言ってもよいかもしれません。
あとは数箇所のリンク集などに登録すれば上位表示される可能性大です。
上位表示させたいからと言ってキーワードを羅列するのは厳禁!絶対にダメです!

過去にはキーワードの羅列が上位表示には有効であるとするSEOテクニックもありましたが今それをすると検索エンジンスパムと認識されてしまいます。
検索エンジンのアルゴリズムは利用者の利便性向上のため不自然に作為的なものは排除する方向で進化しています。
検索エンジンにスパムサイトとして認識してしまったらサイト自体データベースから末梢されてしまう可能性すらあります。

ブランド品販売会社のホームページを制作した時の事を例としてご紹介します。
その会社は「エルメスシャネルルイ・ヴィトンプラダフェンディーフェラガモ株式会社トモコズショップ」などの横並びのキーワードを羅列して上位表示を目指しました。
2003~2004年頃のGoogleでは効果がありました。しかしこれから制作するサイトではスパム扱いになってしまいます。
同列の意のキーワードの羅列は検索エンジンスパム扱いになる危険があります。
現在有効とされているtitleの書き方は主力となるブランドに絞り「エルメス」「ブランド」「販売」といった分類の違うキーワードを使ってお互いの意味を高めあう方法です。titleタグに入力する文字列は「エルメスなどのブランド品の販売 株式会社トモコズショップ」とするのが良いでしょう。

titleタグは全角30文字までが最重要

titleタグでもうひとつ大切なのは文字数です。
GoogleYahoo!ともに30文字前後以下しか表示されません。長すぎるのはダメです。
またクリックされやすいタイトルつまりクリックしたいと思わせるようなタイトル文を書くことも重要です。
ユーザーはタイトルを見てクリックしますので簡潔にサイト内容を伝えるタイトルにしなければなりません。
そこでユーザーがクリックし易いだろうと思われる「激安」という言葉を「販売」の前に入れました。事実その会社はかなりのお手頃価格でブランド品を販売していました。
「エルメスなどのブランド品の激安販売 株式会社トモコズショップ」
titleタグには簡潔でかつ趣旨にそったキーワードを入れればアクセスアップにつながると思います。

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