SEO内部施策

超簡単!
3分で出来るSEOのソースです。

本当は下に示したサンプルよりもたくさんメタタグが入るのですがSEOの内部施策の基本的な考えを説明するためこのセクションでは不要なメタタグは削除してあります。

<html>
<head>
<meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=utf-8">
<meta name="robots" content="index,follow">
<meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,…(5・6個程度)">
<meta name="description" content="検索結果画面に出るサイトの説明(80文字程度)">
<title>ターゲットキーワード(30文字程度)</title>
</head>
<body>
<h1>見出し(30文字程度)</h1>
<h2>中見出し(30文字程度)</h2>
<p>第1段落(80文字程度)</p>
<p>第2段落(80文字程度)</p>
<p>第3段落(80文字程度)</p>
<ul>
<li><a href="./">トップページ</a></li>
<li><a href="production.html">ホームページ制作講座</a></li>
<li><a href="seo.html">SEO・SEM講座</a></li>
…
</ul>
</body>
</html>

keywordsdescriptiontitleh1などの部分にターゲットキーワードを入れ込んでください。

いくつか注意すべきこと。
キーワードの羅列はやめましょう。
ターゲットキーワードはコンテンツに合ったものでなければなりません。
文字数は目安ですがいずれの要素も長すぎる文章はよろしくありません。

詳しくは「サイトドラフトを作成する」の各々のタグについて説明してありますので参考にしてください。

titleタグ

titleタグに入れた文字がページのタイトルとなったりお気に入りやブックマークに保存するときの表題となったり検索エンジンでの検索結果の表題になります。
つまりtitleタグはSEOの基本なのです。
検索エンジン利用者の大半は検索結果に表示されるタイトルとその下の説明文で目的のサイトかどうかを判断します。
titleタグにはそのページを表す題名でかつ分かりやすい内容を書きましょう。
更にtitleタグにはもうひとつ重要な要素があります。それは文字数です。
HTMLの仕様はW3C(World Wide Web Consortium)という団体で規定されておりHTML2.0では「タイトル」の長さは半角64文字(全角32文字)と規定されていました。
これらの経緯からGoogleYahoo!ともに30文字前後以下しか表示されません。
それ以上の長いタイトルも現在認識され表示されますが全文が表示されるわけではありません。
titleタグには簡潔でかつ趣旨にそったキーワードを入れればアクセスアップにつながるでしょう。

metaタグ

metaタグでSEOに関連性の高いものはdescriptionとkeywordsのふたつになります。

SEOに関連性のないものありますがホームページとして必要なものになりますので以下のmetaタグをの間に入れてください。

キャラクターセット

<meta http-equiv=”content-type” content=”text/html; charset=utf-8″>

charset 文字符号化スキーム
Shift_JIS シフトJIS
EUC-JP 日本語EUC
UTF-8 UNICODE
UTF-16 UNICODE
ISO-2022-JP ISO-2022-JP (RFC1468)

サーチエンジンのロボット(クローラ)の動きを制御する

<meta name=”robots” content=”index,follow”>

content属性 動作
index ページ内を検索対象にし、内容を登録する
noindex ページ内を検索対象から外し、内容も登録しない
follow ページ内のリンクを巡回させる
nofollow ページ内のリンク先を検索対象から外す
noimageindex ページ内の画像を検索対象から外す
noimageclick ページ内の画像リンク先を検索対象から外す

キーワード

<meta name=”keywords” content=”キーワードをカンマ区切りで設定5・6個程度入れてください”>

キーワードをカンマ区切りで設定5・6個程度入れてください。

説明文

descriptionに検索キーワードが含まれていれば検索結果のタイトルの下に表示される説明文にほとんどの場合は引用されて表示されます。
つまりメインキーワードを含めてそのページの内容を80文字程度で適切に記載することによって見込み度の高いお客さんを誘導できる可能性が高くなります。

h1,h2,h3,h4,h5,h6タグ

h1,h2,h3,h4,h5,h6タグは見出しを意味します。

その中でもh1タグは特別です。h1タグは「大見出し」です。よってh1はのなるべくすぐ後に記述します。cssでデザインをする関係上divタグの中に入るのは構いません。しかしh1タグの前にpタグやh2タグなどが入って文章や写真が入るのは構造上おかしいです。
また「大見出し」はページにひとつと決まっています。

h2~h6タグは中見出し小見出しに相当します。

h2~h6タグは1ページに何回使用しても構いません。

pタグ

pタグとは文章の中でひとつの段落であることを表わします。

文章の見た目のバランスをpタグではなくbrタグで整えているページを見かけますがbrタグは改行を意味しデザインの為に使用するタグではありません。

またh1,h2,h3,h4,h5,h6タグの直下に配置して使用します。

strongタグ

strongタグまたはbタグはページ内での重要キーワードに使用します。

文章全体を囲ったりしてはいけません。
1ページに2・3ヶ所pタグに囲まれた範囲で使用します。多くても5・6ヵ所程度に抑えておきます。

aタグ

aタグとはリンクを作成する場合に使用されるタグです。

リンク元はhref属性でリンク先を指定します。
リンク先はname属性かid属性を使用しその場所に名前(識別子)をつけて指定します。

aタグで囲むテキストや画像(imgタグ)のalt属性はホームページ全体で統一して使うことシンプルなキーワードでまとめることが重要です。

キーワード出現頻度

キーワード出現頻度とはページ内で特定のキーワードが占める割合のことです。
「特定キーワード出現数÷総キーワード出現数×100」
3~5%を目安にするとよいと思います。
それ以上のパーセンテージにするとOOP (Over Optimization Penalty / 過剰SEOによる罰則)が科せらる可能性もありますので欲張りすぎないほうが良いです。

キーワード突出度(重要度)

キーワード突出度はそのページの中で重要度が突出している単語の指標のことです。検索エンジンはtitleタグやbodyタグpタグの直後にある単語の重要度が高いと判断します。別の言い方をするとこれらのタグに囲まれた文章の文頭にある語句のほうが文末にある語句よりも重要性が高いと判断するということです。

キーワード近接度

キーワード近接度とは同一の単語同士がどれだけ隣接しているかつまりキーワードの出現位置の近さを表す指数のことです。
単語の隣接度が高いということはその単語が頻繁に繰り返されていることです。
キーワードが不自然にリピートされている状態は検索エンジンはよろしくないと判断します。

検索エンジンはこれらのキーワードの出現頻度突出度近接度を総合的に評価します。全体のバランスを重視して調整しましょう。

私の経験ではキーワードを強化しようと意気込んで書いた文章の評価は低く逆に伝えたい内容を自然にきれいな文章で書いた場合の評価が高くなるようです。

これらのバランスを見るためのツールは「SEOツール講座」で説明します。

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