キーワードを決める

検索エンジンの基本的な仕組みと検索エンジン最適化の概要がわかったところで次はホームページのキーワードを考えましょう。

キーワードはホームページを検索するときに検索条件として入力する語句です。

ホームページを作る側からするとこの言葉で検索されたときに検索結果上位表示されたいという語句です。

キーワードはホームページのテーマと一致していなければならない

「こんな言葉で検索結果上位表示されたい」と思う言葉だとしてもホームページの内容と一致した語句でなければなりません。

極端な例ですが猫のホームページであるにも関わらず「犬」という言葉をキーワードにしてもダメです。キーワードとホームページが全く一致していないからです。

そんな馬鹿げたことはしない!と思われる方も多いと思います。
けれど商用サイトでホームページの内容やテーマに一致しないキーワードで上位表示を依頼されるケースはわりとよくあることなのですよ。

検索される回数が多い語句をキーワードにすれば認知度アップにつながる

1日に10,000回検索されるキーワードで検索結果上位表示されれば1日に10,000回ホームページが閲覧されるチャンスが生まれます。
1日に100回しか検索に使われない語句をキーワードに設定するより認知度アップの可能性は高いですよね?

検索に使われやすい単語を探すことはキーワード選びの重要なポイントです。

キーワードの検索件数については後述のリスティング広告のページで説明しますね。

なるべく競合サイトの少ないキーワードを選ぶ

Yahoo!やGoogleでキーワード検索したときに表示される検索母数が多ければ競合サイトも多いです。

検索母数が少なければ競合するサイトも少なく狙ったキーワードでの上位表示達成の可能性が高くなります。
検索母数が少なすぎるキーワードはほとんど誰も検索に使わないキーワードだということになります。検索母数が少なすぎるキーワードで上位表示されても効果は薄いでしょう。

逆に検索母数が多すぎるキーワードは「ビッグキーワード」と呼ばれていて競合サイトは数千万件以上にのぼることもあります。ビッグキーワードで上位表示を実現するには競合他社と同程度の金額と時間を投資しなければ勝ち目はありません。

検索回数の多い人気キーワードで上位表示を実現し認知度アップを目指すか検索回数の少ないニッチキーワードで潜在顧客となりやすいユーザーにダイレクトにアピールするかは経営者の判断のしどころです。

私は「ホームページ アクセスアップ」でSEOすることにしました。
2009年9月現在の検索母数はGoogleで7,770,000件Yahoo!では23,500,000件。

この程度の競合状況ならトップ10入りできるはずですしホームページのアクセスアップに関する情報を提供するというサイトテーマにも沿っています。

2009年9月から2010年10月までの1年間の検索結果推移をグラフにしました。赤いラインがgoogleでの順位でピンクラインがYahoo!での順位です。

サイト制作とチューンアップに思いのほか時間がとられてしまいました。
なにせページ数が多いのでちょっと苦戦…
本文テキストの見直しメタタグ調整など内部の最適化に1か月。

2009年10月には予想通り。Googleで反応あり。
ちょっと色々と実験してみたいことがあったので外部施策は一旦保留。
ペースダウンするのはわかっていました。

2010年1月にGoogle PageRank(ページランク)が1。
現在(2018年1月)「PageRank(ページランク)」は廃止されて目視する事が出来ません。

2010年2月から「検索エンジンやリンク集への登録」(外部施策第一弾)をスタート。
地道な仕事ですがコツコツと頑張らなければなりません。
外部施策第一弾は4月まで継続しました。

2010年8月Googleで7位に!
Yahoo!との検索結果に大きな差がありますがこれは想定の範囲内。
こういうものです。

2010年9月「Yahoo!ビジネスエクスプレス申請(有料ディレクトリ登録)」(外部施策第二弾)を実施。
現在(2018年1月)「Yahoo!ビジネスエクスプレス申請(有料ディレクトリ登録)」はサービスが終了になり登録が出来ません。

SEO内部施策」に進む
検索エンジンとは?」に戻る