皆さん、お気づきになっていますか?
Googleウェブ検索の検索結果表示画面に表示されるタイトルは、「状況によって」Googleが書き換えます。
「状況によって」というのは、ユーザが情報を検索する際に入力するキーワード(=検索クエリ)によって、という意味です。
西新宿ドットネットで調べてみました
下の図をご覧ください。
「西新宿ドットネット」という社名で検索してみました。(2011/12/16)
検索結果表示には、会社の名称だけが表示されています。また、その下には「会社に関係する」サブページがリストアップされています。社名なので当然1位。
次に、「SEO 新宿」で検索してみました。(2011/12/16)
タイトルの中で、「SEO」と「新宿」という言葉が太字になっているのがおわかりでしょうか?それに、スニペットと呼ばれるページ概要説明部分も、これら二つの言葉が太字でマークされています。
SEOにも自信を持っているので、この検索でも1位。
もうひとつ「ホームページ制作 新宿」で検索してみた結果です。 (2011/12/16)
検索キーワードとして入力された「ホームページ制作」と「新宿」が太字になっています。
検索結果として表示されるタイトルは、検索クエリによってGoogleが書き換えます
上記3つの例を挙げました。
このサイトのトップページに設定しているページタイトルはというと…
「ホームページ制作、SEOからウェブマーケティングまで 株式会社西新宿ドットネット 東京都新宿区」
いろんなところでご説明している通り、Googleは検索ユーザに最適な情報を提供するためにはどうしたらよいか?をベースに改良を続けています。
探している人に、探している情報を、的確に見つけてもらうために。
Googleに高く評価されるサイトを作りましょう
Googleが高く評価するサイトは、エンドユーザに高く評価されるサイトです。
充実したコンテンツ、わかりやすく整然とまとめられた構成、論理的なサイト構造、シンプルなソース記述。
これら4つが重要なポイントです!
メタタグを調整するだけで達成できるものではありません。「西智子のホームページのアクセスアップ講座」の「ホームページ企画講座」で説明している通り、企画に基づいたサイトドラフトを十分に検証することをお薦めします。
Googleに高く評価されるサイトであれば、検索クエリによるタイトル書換えの可能性を減らすことができるようです。
2011年7月15日付 Pierre Far氏 (Google)のGoogle+投稿(和訳・抜粋)
GoogleのPierre Far氏が本件についてGoogle+に投稿しています。簡単に内容を日本語訳してみました。
一番下に、Far氏のオリジナル投稿を閲覧できるURLを記載しておきますので、ご参考になさってください。
「探している情報を見つけやすくするために、Googleアルゴリズムが検索結果画面に表示されるページのタイトルを書きかえることがあります。さまざまなシグナルに基づいて、アルゴリズムが書換え後のタイトルを生成します。
検索結果でタイトルが書き換えられる可能性が高いのは、以下のようなケースです。
アルゴリズムによるタイトル書換えの可能性を低くしたいのなら、そのページの内容を正確に説明し、ユーザに対してきちんと情報を提供するタイトルなるように工夫してください。
「ホーム」とだけタイトルタグに記入されていたり、タイトルタグに文字列が何も入力されていないのは悪い例です。」
英語原文は、下記URLを参照して下さい。
https://plus.google.com/115984868678744352358/posts/LYdG2QWgmVJ
2011/12/09